ノートを1冊にまとめるデメリットは?一元化で失敗しない使い方と注意点

ノートを1冊にまとめるデメリットは?一元化で失敗しない使い方と注意点
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「ノートを1冊にまとめるとよいと聞くけれど、ごちゃごちゃして見返せなくなりそう」
「実際にやってみたけれど、情報が混ざって使いにくかった」

ノートの使い方について、こんなお悩みはありませんか。

たしかに、ノートを1冊にまとめると、書く場所に迷いにくくなります。
同じノートを使用すれば見た目も整うし、買い足すときにも迷いにくくなります。余計なノートを増やさずに済むので、結果的に出費を抑えられるというメリットもあります。

ただし、何でもかんでも1冊に入れてしまうと、あとから探しにくくなったり、大切な情報が埋もれたりすることもあります。

わたしは、一元化ノートを使用するようになって半年ほどになります。実際に続けてみると、便利な面も多い一方で、「これは別にしておけばよかった」と感じるものもいくつかありました。

この記事では、ノートを1冊にまとめるデメリットと、ノートの一元化で失敗しないための具体的な使い方、まとめないほうがよい情報について紹介してみます。

ノートの使い方で悩んでいる方のヒントになればうれしいです。

ノートの一元化は便利だが、向き不向きもある

ノートを1冊にまとめる一番のメリットは、書く場所に迷わなくなることです。

「これは仕事用のノートに書くべきかな」
「読書ノートに書こうか、それともブログ用のアイデアノートに書こうか」
「勉強ノートに書いたけれど、これはブログにも使える内容だな」

ノートを分けていると、内容によっては書く前に少し迷うことがあります。ささいな判断ではありますが、毎回続くと意外と面倒です。

その点、1冊にまとめておけば、どんな内容でも、とりあえず「そのノート」に書いておけばよくなります。
どこに書くか悩まず、ノートもすぐに用意できるので、「書く習慣」を続けやすくなるのは大きなメリットです。

とはいえ、ノートを1冊にまとめる方法が、すべての人に合うわけではありません。

  • きっちり分類したい人
  • あとからすぐに情報を探したい人
  • 仕事とプライベートを完全に分けたい人
  • 大切な情報を長く保管したい人

こういう方の場合は、すべての情報を1冊にまとめてしまうと、かえって不便や不満を感じやすくなるかもしれません。

わたしも、もともと使っていた12冊のノートをすべて1冊にまとめたわけではありません。

ブログ用ノート、読書ノート、レシート管理用ノート、小説のネタ帳、占い記録用ノート、メモ帳、プログラミング勉強用ノート、小説用の読書ノートなどは、1冊のノートにまとめました。

一方で、スケジュール帳、車用のメモ帳、エンディングノート、書き上げた小説の管理用などは、これまでどおり別にしています。

つまり、何でもかんでも1冊に入れたのではなく、まとめたほうが使いやすいものだけを一元化したという感覚です。

使いやすい「まとめノート」を作るためには、すべての情報を1冊に入れるのではなく、自分なりに「まとめたほうが使いやすいもの」と、「分けたほうがよいもの」を見極めることが大切です。

ノートを1冊にまとめる6つのデメリット

目的のページがあとから探しにくくなる

ノートを1冊にまとめると、さまざまな内容が同じ場所に集まります。

日々のメモ。
読書の記録。
買い物メモ。
勉強したこと。
ブログや仕事のアイデア。
頭の中を整理するための書き出し。

これらを全部同じノートに書くようにすると、書くときはとても楽です。「この情報はどのノートに書くべきか」と迷わずに済むので、思いついたことをそのまま残しやすくなります。

ただ、何の印もなくごちゃっと書き足してしまうと、あとから見返したときに「あれはどこに書いたっけ」と探す時間がかかってしまうことがあります。

一方、用途ごとにノートを分けていれば、読書メモは読書ノート、家計のことは家計ノートというように、探す場所がある程度決まっています。

ノートを1冊にまとめるとき、まず感じやすいデメリットがこの点だと思います。

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重要な情報が埋もれやすい

ノートを1冊にまとめると、何でも書けるようになります。

これは大きなメリットですが、同時にデメリットにもなります。

たとえば、ちょっとした買い物メモの次に、大事な仕事のアイデアを書く。
その次に読書メモを書き、さらにその次に家計の見直しを書く。
新しく登録したウェブサイトのパスワードなどの情報を空いたスペースに書き込む。

このように内容が乱雑に混ざってしまうと、大切な情報が日常のメモに埋もれてしまうことがあります。

とくに注意したいのは、長く残したい情報と、一時的なメモが同じ場所に並んでしまうケースです。

  • 何らかの契約に関すること
  • IDやパスワード
  • 大事な連絡先
  • 家族やペットに関する重要な記録
  • あとで必ず確認したい手続きのメモ

こうした情報まで同じノートに入れてしまうと、必要なときに見つけにくくなるだけでなく、管理の面でも不安が残ります。

毎日のメモと、長く残したい情報は役割が違います。

1冊のノートにまとめるとしても、「重要な情報は別に管理する」という線引きは必要だと思います。

仕事・家計・学習などが混ざりすぎる

1冊のノートに何でも書いていると、内容だけでなく、思考も少し混ざりやすくなります。

  • 勉強の記録を書こうと思ってノートを開いたのに、前のページに家計の反省が書いてある。
  • ブログの構成を考えようと思ったのに、数ページ前のやることリストが残っていることに気がついてしまった。
  • 家計の整理をしようとしたのに、読書メモが気になって、つい読み返してしまう。

こうした状態になると、せっかくやる気になっていた気持ちが、別の方向に引っ張られることがあります。

もちろん、情報が混ざることでよい刺激になる場合もあります。
家計のメモからブログのネタを思いついたり、読書メモから仕事のヒントが見つかったりすることもないわけではありません。

ただ、集中して考えたい作業があるのに、前後のページが気になって、集中力が途切れてしまうこともあります。

特に、仕事用の記録は時系列できちんと残したい場合や、勉強したことをしっかり定着させたい場合は、何でもかんでもまとまっている一元化ノートは少し使いにくく感じるかもしれません。

見た目がごちゃごちゃして続かなくなる

ノートを1冊にまとめると、どうしてもページごとの雰囲気が変わりやすくなります。

あるページは読書メモ。
次のページは買い物メモ。
その次はブログの下書き。
さらにその次は、頭の中を整理するための走り書き。

このように内容が混ざると、ノート全体の見た目もばらつきやすくなります。

内容が整然と揃っているノートが好きな人にとっては、このばらつきが気になるかもしれません。せっかく書く場所をひとつにまとめても見返すのが嫌になってしまうと、結局、そのノートを開く機会が減ってしまうかもしれません。

ノートを1冊にまとめるならば、書く内容はページごとにバラバラになるはずです。
このノートに関しては、自分が見返したときに嫌にならない程度のゆるいルールを設けつつも、あまり見た目を整えようとしないほうが使い勝手がよくなるのではないかと思います。

ノートの消費が早くなる

複数のノートに分けていた内容を1冊にまとめると、当然ながらノートの消費は早くなります。

ノートは書いてこそ役立つものです。使い切ること自体は悪いことではありませんし、むしろ書く習慣が続いている証拠でもあります。

ただ、ノートの購入頻度が上がるため、値段の高いノートを選ぶと、思ったより出費が増えることがあります。
一方で、安さだけで選ぶと、紙質や書き心地が合わず、書くこと自体が少し面倒になることもあります。

また、分厚いノートを選べば長く使えますが、なかなか終わらずに途中で飽きてしまう可能性もあります。
反対に、薄すぎるノートだと、すぐに使い切ってしまい、買い足す手間が増えるかもしれません。

ノートを1冊にまとめるなら、自分がどのくらい書くのか、どのくらいの期間で1冊を使い切りたいのかを考えて選ぶようにすると続けやすくなります。

公私の情報が混ざり、人前で開きにくくなる

ノートを1冊にまとめると、仕事のメモ、日々の予定、買い物リスト、読書メモ、個人的な考えなどが同じ場所に並ぶことがあります。

自宅で使う分には、それほど気にならないかもしれません。けれど、外出先や職場で開くとなると、少し使いにくく感じることがあります。

たとえば、仕事で必要なメモを確認したいだけなのに、前のページに家計の反省や人に見られたくない内容の走り書きがあったりすることも。

自分だけが見るものだと思っていても、意外と人目に触れる可能性があります。

職場の机の上に置く。
打ち合わせ中に開く。
外出先でメモを取る。
家族や知人が近くにいる場所で使う。

こうした場面が予想されるなら、ノートに書く内容には少し注意が必要です。

人に見られて困る内容はノートには書かないことにするか、または別のノートに分けるか。
事前にこのルールを決めておくと、人前でも安心して使いやすいノートになると思います。

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ノートの一元化で失敗しないためのマイルール

ノートを1冊にまとめるとき、最初から細かいルールを作りすぎる必要はありません。ルールが多すぎると、今度は書くこと自体が面倒になってしまうからです。

ただ、最低限のマイルールを決めておくと、あとから見返すときにかなり楽になります。

その日の使いはじめに日付を書く

まずおすすめしたいのは、日付を書くことです。

どんな内容でも、ページのどこかに日付を書いておくと、あとから見返すときの手がかりになります。

  • 「たしか先月書いた気がする」
  • 「この本を読んだころにメモしたはず」
  • 「この作業をしていた時期に考えたことだった」

内容そのものを忘れていても、書いた時期から探し出せることがあります。

ちなみに、日付を書く場所も、できれば固定しておくと便利です。
たとえば、ページの外側に書く、四角い枠で囲む、日付印を押す、日付だけ色を変えるなど、自分が見つけやすい形にしておくと探すときに困りません。

見出しを書く

次に、見出しを書くのもおすすめです。

たとえば、

  • 読書メモ
  • ブログのネタ
  • 買い物メモ
  • 家計見直し
  • 今日考えたこと
  • あとで調べること

このように書き出すメモの前に簡単な見出しをつけておくと、ページをめくったときに内容を思い出しやすくなります。

また、ノートを1冊にまとめると、同じページの途中でジャンルが切り替わることも珍しくありません。途中から別の内容を書き始めるときも、少し大きめの文字や、異なる色で見出しが書いてあると、それだけで目印になります。

わたしは見出しを書くときは『ポスカの極細』を使っています。文字が裏写りしにくく、乾くのも早いので、見出しを目立たせたいときに重宝しています。

付箋や色ペンなどを使って色分けをルール化する

すぐに見返したいページには、付箋を貼っておくのも便利です。

ただし、付箋を貼りすぎると、どれが本当に大切なページなのかわからなくなります。

わたしは付箋を使うときは、付箋自体に日付や見出しを書いておくようにしています。

たとえば、

  • 「あとで要確認:郵便チェック」
  • 「2026.07.02/読書メモ」
  • 「本日の買う物一覧」

用が済んだら、その都度外すようにしておけば必要以上に付箋が増えず、確認が必要なものが埋もれることもありません。

また、ノートの端に少し色をつけたり、見出し部分だけマーカーを引いたりして、そこに書かれている内容を区別する方法もあります。

色を使用する場合、大切なのは「色を増やしすぎない」ことです。
色分けを細かくしすぎると、「これは何色にしよう」と迷う時間が増えてしまいます。

せっかく時短のためにノートを一元化するのに、ここで時間を浪費しては本末転倒です。

重要情報だけは別管理にする

ノートを1冊にまとめるといっても、すべての情報を書き入れる必要はないと、わたしは思っています。

特に、紛失したときに困るようなIDやパスワード、契約情報、長く保管したい情報などは、別に管理したほうが安全です。

また、そのような情報を雑多なメモと一緒にしてしまうと、必要なときにすぐ見つけられないこともあり、かえって不便になりかねません。

「すべてを1冊にまとめる」ことにこだわらず、自分なりに「まとめると便利なもの」と「まとめないほうが安心なもの」を分けておくことが、ノートの一元化をうまく続けていくうえで大切なポイントだと思います。

定期的に「ノートの棚卸し」をする

ノートを1冊にまとめるなら、おすすめしたい管理法が「1冊を書き終えたタイミングで振り返る時間を作る」です。

新しいノートに移ってしまうと、どうしても前のノートを振り返るタイミングは少なくなります。また、ノートの数が増えてくると、いちいち振り返るのも面倒になってきます。

前のノートに「振り返らなければならないこと」を残さないようにする。これだけで一元化ノートの効率は格段にあがります。

新しいノートに移る前に、前のノートをざっと見返して、

  • 次のノートに引き継ぎたいもの
  • 作業はないので引き継がなくていいけれど、残しておきたいもの
  • そのままにしておいてよいもの

に分けてみます。

この中で、❶まだ直近ですべきことが残っているなど、引き継いでおくべきことだけを次のノートの最初のページに書き写しておきましょう。

この棚卸しを習慣にすると、「早く片づけないといけないのに後回しになっていたこと」や、「すっかり忘れていたけれど、まだ必要作業が残っていたこと」に気づきやすくなります。

この流れができると、ノートがただの記録ではなく、自分の暮らしや考えを整える道具にも役立つものになっていくと思います。

1冊にまとめてもいい情報・まとめないほうがいい情報

ノートを1冊にまとめるとしても、情報には「まとめるのに適したもの」と「適していないもの」があります。

何をまとめると便利に感じるかは人それぞれと思いますので、一概には言えませんが、わたしが考える目安としては以下のとおりです。

1冊にまとめてもよい情報まとめないほうがよい情報
細々とした忘れがちな情報ID・パスワード
簡単な読書メモ契約情報
ブログや仕事のネタ医療・通院に関する重要記録
勉強中に出てきた疑問家族やペットの緊急連絡先
近々、買う物の一覧長期保存したい情報
図書館で借りた本の記録人に見られたくない個人的な記録
あとで調べたいこと他人と共有する可能性が高い公式記録

1冊にまとめてもよいのは、主に「日々使う情報」です。

「細々とした忘れがちな日々の記録」や「買い物リスト」、「図書館で借りた本の記録」などは1冊にまとめても特に問題はなく、また、まとまっていることで見返しやすくもなります。

反対に、まとめないほうがよいのは、「長く保管したい情報」や「なくすと困る情報」です。

ノートを1冊にまとめると、持ち歩いたり、頻繁に開いたりすることが増えます。
そのため、IDやパスワード、契約情報、緊急連絡先などは、普段使いのノートには入れないほうが安全です。

また、医療・通院に関する重要な記録や、家族やペットに関する大切な情報も、ばらばらになっていると必要なときに困ります。自分だけではなく、第三者にもひと目で確認しやすい形にまとめておくほうが後々も使いやすいと思います。

あるいは、仕事の議事録や契約関連のメモなど、他人と共有する可能性がある記録も、個人的なメモと混ぜないほうが無難です。

「すべての情報を1冊にまとめる」ことにこだわりすぎず、「あとから使いやすい形になっているか」も判断材料にして、自分なりのルールでまとめていくと、使いやすいノートになっていくのではないかと思います。

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実際にやって感じた、ちょうどいい使い方

わたしは実際にノートを1冊にまとめて半年ほどになります。

続けてみて一番思うことは、一元化ノートを便利なものとして使うためには、何でもかんでも1冊にまとめないほうが、わたしには合っているということです。

ノート術の本などを読むと、ジャンルや用途を分けず、あらゆる情報を時系列で1冊にまとめ、パソコンなどと連動させて管理する方法が紹介されていることがあります。

たしかに、その方法が合う人もいると思います。
けれど、わたしはそこまで几帳面ではなかったので、この方法でまとめようとすると上手くいきませんでした。

わたしにとって、ノートをまとめるのは、書き込む場所を一か所にして迷う時間を減らすという、いわば一種の時短術として利用することが目的でした。

そのため、管理に時間がかかったり、情報を見失って探すのに時間がかかるようではノートをまとめた意味がないのです。

だからこそ、まとめていい情報と別に管理すべき情報を分けたうえで、日付を書く、見出しをつける、付箋で目印をつけるなど、自分があとから見返しやすいマイルールを決めておくことが大切だと感じています。

完璧なノートを作ろうとせず、何でも心のおもむくままに自由に書けて、あとで見返しやすく、経済的にも続けやすいものであればいい。

そのくらいのゆるい考えでいたほうが、長く続けやすいものに育っていくのではないかと思います。

ノートを1冊にまとめて感じたメリットについては、こちらの記事でも詳しく書いています。ちなみに、この記事のときは無印の『A5スリムノート』を使用していましたが、今は無印の『A5の1コマノート』か『2コマノート』を使用しています。

一元化ノート

まとめ|デメリットを知れば、ノートの一元化はもっと使いやすくなる

ノートを1冊にまとめると、書く場所に迷いにくくなります。
思いついたことをすぐに書けるようになりますし、同じ情報を何度も見返すため、記憶にも定着しやすくなったと感じています。

一方で、あとから探しにくくなったり、大切な情報が埋もれたりするデメリットもあります。

だからこそ、ノートを1冊にまとめるときは、「何をまとめるか」だけでなく、「何をまとめないか」についても先に考えておくことが大切です。

日々のメモや読書メモ、アイデアなどは1冊にまとめる。
IDやパスワード、契約情報、長期保存したい記録は別にする。
見返したいページには、日付や見出し、付箋などで目印をつける。

このくらいの簡単なものでいいのでマイルールを作っておくと、ノートはずいぶん使いやすくなります。

ノートが増えすぎて管理しづらくなっている方は、試しに短い期間だけ、1冊のノートにまとめてみるのはいかがでしょうか。2週間も続けてみれば、この方法が自分に合うかどうか分かってくるのではないかと思います。

ノートの使い方に正解はありません。

1冊にまとめることにこだわりすぎず、自分が書きやすく、見返しやすく、続けやすい形を見つけることが、結果的に「ノートを書く習慣」の定着にもつながっていくと思います。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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