ダイエットをしたいと思いつつ、栄養バランスのいい食事などを考えるのが面倒くさて、後回しにしていました。
ある日、たまたま行った本屋さんで偶然、鶴見隆史氏の著書、『オートファジーで細胞からととのう3days断食』といいう本と出会いまして。

断食!!その手があった!!
断食ですから、当然食事のメニューを考える必要もなし。
これならできそうと思い、飛びついてみたところ、見事に3日間(調整日含め4日)でマイナス4.0kgの減量に成功しました☻
(回復食期間もいれるとマイナス4.9㎏までいきました)。
断食(ファスティング)に興味がある方の参考になれば幸いです。
※何かしらの疾患で病院に通っている場合や、食事内容に関して規制・制限されているという方は、決して自己判断での断食はなさらないようにしてくださいね。
事前に用意したもの
- オートミール
- インスタント味噌汁
- 水(2リットル)×7本
- 梅干し(ちょっとお高くて、食べるのが楽しみになりそうなもの)
- 大根おろし(3食分)冷凍
- 人参の酢漬け(3食分)冷凍
- 人参、大根、大豆などで作ったトマトスープ(3食分)冷凍
- さつまいも(3本)
今回の断食(ファスティング)のスケジュールは以下のとおり。
全部あわせて1週間のプランを実行してみました。
今回、断食をするのは生まれて初めてだったので、断食終了後の状態が想像できず……。
断食あけに買い物に行ったり、回復食を作ったりする余裕がないといけないと思い、4~6daysの食事も事前に用意して冷凍しておくことにしました。
メニューは『オートファジーで細胞からととのう3days断食』に掲載されている断食養生メニューを参考にして考えました。
断食メニューのコース内容が考えていたよりもずっと豊富で、

こっちのメニューは無理そうだけど、こっちのメニューなら用意できそう!
という感じで選べたのでありがたかったです。
7日間のメニュープラン
0days(事前準備日):基準日
明日からの断食に備えて、三食、オートミール+インスタントのお味噌汁にしました。
お味噌汁は手作りでもよかったのですが、今回は実験的な目的もあったので、カロリーがはっきりわかるインスタントを使用することにしました。
インスタントの納豆汁は初めて食べました。めちゃくちゃ美味しかったです😋
- オートミールにインスタントのみそ汁と水を足して、1分~1.5分レンジで温める(オートミール10g→水100㏄、15g→水150㏄)
- みそ粥のようにして食べる

いきなり断食というのも不安だったので、前日にワンクッション入れておきました。

▼ この日の体重を【0】としてスタートします ▼
1days(断食1日目):マイナス1.5㎏
朝、昼、晩に水と梅干しをいただきました。
思っていたよりお腹がすくこともなく、あんがい平然と初日は終わりました。
コーヒーはお腹がすいたからというわけではなく、カフェインがどうしても欲しくなってしまって。氷を多めに入れて、かなり薄めはしましたが、1杯飲んでしまいました。

▼ 体重は0daysから比べてマイナス1.5㎏ ▼
2days(断食2日目):マイナス2.9㎏
初日よりも夜がひもじかったですが、どうにか耐えました(コーヒーは飲んでしまいましたけど)。
外出する用事はいれていなかったので一日家にいたのですが、とにかく掃除をしたり、洗濯をしたり、昼寝をしたりして気を逸らしていました。

おなかがすいたときは、寝るのが一番
▼ 体重は0daysから比べてマイナス2.9㎏ ▼
3days(断食3日目):マイナス4.0㎏
いよいよ断食3日目になりました。
お腹がすいて目覚める、ということはなく、梅干しすら食べてもいいし、食べなくてもいいや、というような気分の朝でした。
これなら今日もすんなり終わりそう、と思っていたところが。
お昼になると急激に空腹感におそわれ、「気づけば『カレーせんべい』を検索している」というような状態でしたので、断食3日目は午後の仕事を諦め、お昼以降はAmazonプライムでずっと【ツインピークス】を観ていました。

並んだドーナツとチェリーパイばかり見てました
人によるかと思いますが、わたしはかなり集中力が削られました。
断食をするのであれば、運転や高所での作業など、危険な行為をしなくて良い日にしたほうがよさそうです。
▼ 体重は0daysから比べてマイナス4.0㎏ ▼
4days(回復食1日目):マイナス4.9㎏
断食3日目の夜、「明日から梅干し以外が食べられる!!」とかなりワクワクしながら眠りについたのですが、翌朝目覚めると、なぜかひどい胃もたれで……。
コーヒーも受け付けず、どうにか上記のメニューを食べました。
主食として用意していたさつまいもは、結局食べることができませんでした。

▼ 体重は0daysから比べてマイナス4.9㎏ ▼
5days(回復食2日目):マイナス4.9㎏
この日は胃もたれはなく、お昼に空腹感があったので、夜の分のキャロットラぺを半分お昼に食べました。
夜にさつまいもを食べる予定にしていましたが、キャロットラぺの残り半分を食べたら、もうお腹いっぱいになってしまって、結局この日も食べませんでした。
▼ 体重は0daysから比べてマイナス4.9㎏(変化なし) ▼
6days(回復食3日目):マイナス4.1㎏
いよいよ予定していた最終日。
が、めちゃくちゃしんどくて、朝5時に猫の朝ご飯を食べさせた後、二度寝してしまいました。
たしかに体重は減っていくのですが、なんというか、食事が楽しみでない生活って味気ないですね(笑)。
▼ 体重は0daysから比べてマイナス4.1㎏ ▼
今度は5日間の断食に挑戦したい!
ということで、わたしはアラフォーですが、3days断食でマイナス4.0㎏(1週間で最高マイナス4.9㎏)まで体重を落とすことができました。
現在、断食weekが終わってさらに1週間ほど経ち、食事も以前の内容にだんだん戻ってきました※が、マイナス4.0~3.5㎏はキープできています。
(※とはいえ、胃が小さくなったのか食べられる量は明らかに減りました。)
1週間のうちで一番しんどかったのは回復食1日目の朝でしたが、本を読むと、
ショート断食(3~5日)の場合、断食2~3日後にいろいろな症状が出ることがあります。たとえば、吐き気、気持ち悪さ、嘔吐、……脚が動かない、急に元気がなくなるなどですが、これらの症状は、ほとんどがよくなる前の好転反応なので、対症的に対処すればすぐに乗り越えられます。
とあり、今にして思えば、あれが好転反応だったのかもしれません。
あと、書籍には「断食は頭の回転をよくする」とあったので、その点も期待していたのですが、たかだか3日間の断食では、そこまで到達できませんでしたね。
おそらく、あの好転反応を乗り越えた先にたどり着くことができる境地なのだろうと思います。
断食というと、ものすごくハードルが高い感じがしていましたが、実際に経験してみると、やってやれないことはないもんだな、というのが正直な感想です。
3日目にはお腹がすいて動けなくなるんじゃないか、と思っていたのですが、胃のむかつきがあるのと集中力が減ったことだけで、立ち上がれないなんてことはありませんでしたし、家での仕事も猫ズのお世話も4日目の朝以外は、普通にこなすことができました。

当然ですが、食費もいつもより、かなり安く済みました。
正直、食べることが好きなわたしにとって、食の楽しみがないというのはかなり寂しいですが、今は『好転反応を超えた先を経験してみたい』という気持ちが勝っている状態です。
”5日以上すると、細胞の崩壊物が大量の大便として排出される。”ともあり、次回は5days断食に挑戦してみようと思っています。
※重ねて申し上げますが、何かしらの疾患で病院に通っている場合や、食事内容に関して規制されているという方は、自己判断での断食はなさらないようにしてくださいね。
最後までお付き合い、ありがとうございました。
それでは、また☻
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