40代で手放してよかったもの5選|暮らしと気持ちが軽くなった断捨離の記録

40代で手放してよかったもの5選|暮らしと気持ちが軽くなった断捨離の記録
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断捨離なるものがあることを知ったのは、40歳になってすぐの、ちょうど引っ越しを考えているときでした。

断捨離に出会うまで、引っ越しに際して何かを処分するなどという考えは一切頭になく、当然のように全部を梱包して持っていくつもりでいました。

着ていない洋服類を処分できればいい、くらいの気持ちで始めた断捨離でしたが、結局、すっかりはまってしまい、引っ越しの際には自分の車で数回往復するだけで済んでしまうほどまで持ち物を減らすことができました。

この記事では、わたしが実際に手放したものの中で「これは処分できてよかった」と特に感じているものを5つ紹介します。

「断捨離に興味はあるけど、いまいちその気にならない」「もう使っていないのに、なぜか手放せないものがある」という方に参考にしていただければうれしく思います。

断捨離®は、やましたひでこさんが提唱されている片づけ・整理の考え方です。
以下、本文では読みやすさを考え「断捨離」と表記します。

40代で手放してよかったもの5選

わたしが実際に断捨離してみた中で、特に「これは手放してよかった」と思っているものを5つ紹介します。

捨てるだけではなく、売ったり譲ったりしたものもあります。ここにあげたものが誰しもに不要なものというわけではありませんが、同じものの処分で悩んでいる方の参考になれば幸いです。

もう受験しないと決めた試験の参考書や過去問集

まず印象に残っているのは、もう受験しないと決めた試験の参考書や過去問集を処分したことです。捨てるどころか、引っ越した先でも受験勉強を続けるつもりでしたので、この断捨離は自分でもびっくりしました。

その試験に最初に挑戦したのは、30代のころです。

早稲田セミナーさんで関係する講座も受講し、挑戦してみたものの結果は不合格。翌年は仕事の関係で勉強時間の調整ができずに受験を諦め、結局30代で受験できたのは一度きりでした。

その後、しばらくはその試験から離れていましたが、40代になってから、たまたまその資格の本を本屋で見かけました。久しぶりでしたが、幸か不幸か知識が少し残っていたため、時間的余裕がないにもかかわらず、その場で参考書を購入。10年ぶりくらいに勢い込んで受験してみましたが、当然のように不合格でした。

そんなとき、引っ越しに向けての断捨離を始めたのですが、ふと「この資格が取れたとして、わたしは今後、この資格に関する仕事をしていくのだろうか」という疑問が頭をよぎりました。

「いや、それはない」が、わたしの答えでした。

「ここでやめたら、今までの努力がもったいない」
「合格しないままだと、損をしたような気がする」

試験勉強に使った時間。講座などにかけたお金。
そういったものが未練になっていただけだと気づき、一切を処分しました。

このとき断捨離できていなければ、翌年も、将来使うことのない資格を取るためにお金と時間を使っていたことと思います。

「片づけではなく、断捨離をするとはこういうことか」と思った事例でした。

過去の仕事関係の資料

次に手放してよかったものは、過去の仕事関係の書籍などです。

以前していた仕事に関して、必要があって集めた書籍や論文などが、思ったよりもたくさん手元に残っていました。特殊な仕事だったので専門的なものも多く、中には高額だったり、簡単には手に入らない本などもありました。

「また使うかもしれない」
「高かったのに、捨てるのはもったいない」
「専門書だから、手放したらもう買い直せないかもしれない」

そんな気持ちがあり処分は考えていなかったのですが、参考書類を廃棄したことで意識が変わり、「今後、この関係の仕事をすることもない」と思えたことで処分することができました。

ためしに古書の買い取りに出してみたところ、買値とほとんど変わらない価格で売れたのも、その後の断捨離に勢いをつけてくれたと思います。

読まない本

わたしの唯一の趣味が読書です。

読みたい本があると、つい考えなしに購入してしまっていましたが、段ボールに詰めてみると膨大な数になることに気づき、思い切って処分することにしました。

処分したのは「内容を覚えていない本」「あらすじは覚えているが、読み返していない本」です。最終的に、自分の背より高い本棚2個分の本を、ニトリの小さめの本棚1つに収まる程度まで減らしました。

メルカリで売れたものが3割、廃棄したものが7割くらいだったと思います。

断捨離する中でいろいろなものを処分しましたが、正直、本の処分が一番しんどかったです。自分の好きなものを捨てなければならないというのは、本当に心が痛みました。

本を手放した後は、気になる本は図書館で借りて読むか、「この本は買ってでも読みたい」というものしか買わなくなりました。

「物を買う」ということへの意識の改革に一番大きな影響を与えたのが、本(自分の好きなもの)の断捨離だったと思います。

そういう意味で、つらかったけれど処分して良かったと思える断捨離でした。

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学習机やベッドフレームなどの大型家具

学習机やベッドフレームなどの大型家具も、手放してよかったものです。これは、気持ちの面というより、スペースの面で大きな変化がありました。

子どものころから使っていたもので、これらは元々引っ越し先に持っていくつもりもなかったのですが、「置いていくより、処分して両親が部屋を使えるようにしたほうがいいのでは」と思い、処分を検討することにしました。

購入者である両親に確認したところ、「そうしてくれると助かる」とのことでしたので、少しずつ分解して、車に積み込み、市の清掃センターに持ち込んで処分しました。

ちなみに、わたしの住む地域では、10kgで150円で廃棄できました。
全部で1,000円もかからなかったと思います。

家具の大きさや地域のルールによって処分方法や費用は違います。
また、自分で運ぶのが危ないと思う場合は、無理をせず、業者に頼るほうがよいと思います。

大型家具を手放すと、部屋の印象は大きく変わります。

床が見える。
動きやすくなる。
掃除もしやすくなる。
部屋に余白ができる。

物理的なスペースが空くと、気持ちに余白ができます。

物が多い家で育ちましたので、このとき初めて「物がない、空白の空間の気持ちよさ」を知りました。あの経験のおかげで、今の家ではしっかり余白を楽しめています。

わが家

いきなり大きな家具や本を手放すのが難しいときは、まず小さな場所から整えてみるのもよいと思います。

卒業アルバムや過去の写真

5つ目の手放してよかったものは、小・中・高の卒業アルバムや過去の写真です。

引っ越しの際に取り出すまで、それらがあることも忘れていました。受け取ってから見返した記憶もなく、試しに見てみても特に何の感慨もありませんでした。

卒業アルバムというと、なんとなく残しておくものというイメージがあったので1日考えてみましたが、この先見返すこともないだろうと感じたので、処分することにしました。

紙は分厚いし、個人情報だしで、細かく裁断するのは大変でした。小学校の卒業アルバムには個人の住所まで載っていて、時代を感じました(笑)

それ以外の写真も、念のため、母に「必要なものがあれば取っておいてもいい」と伝え、残った分はすべて処分しました。

一方で、頻繁に見返している愛犬愛猫のアルバムはすべて保管してあります。

思い出の品は、人によって大切さが違います。

卒業アルバムを大切にしている人もいると思います。
昔の写真を見ることで元気が出る人もいると思います。

わたしも愛犬愛猫のアルバムは手放せませんし、死ぬまで大切に持ち続けるつもりでいます。アルバムや写真だけではなく、今の自分にとって大切だと思うものは、しっかり手元に残しておくようにしてくださいね。

無理に捨てなくてもいいものもある

断捨離は「物を捨てる」ことに注目されがちです。
そのため、どうしても「捨てられる人はすごい」「捨てられない自分はだめだ」という考えに引っ張られやすくなってしまいます。

ですが、断捨離は「物を捨てる」ことだけを推奨するものではありません。

今の暮らしには不要な物が入ってくる道を断ち、いらない物は捨て、物に対する執着から離れることで、身軽で豊かな人生を手に入れましょう、というものです。

「これは今のわたしに必要だ」というものまで、捨てることを勧めるものではありません。

「捨てられないのはだめだ」「捨てられない断捨離は失敗だ」なんてことはないんです。

わたしも愛犬愛猫のアルバムは残しています。今のわたしに必要なものだからです。
彼らの遺骨とともに、きっと死ぬまで手放すことはないと思います。

一方で、

高かったから。
昔、頑張ったから。
いつか使うかもしれないから。
捨てたら損した気がするから。

こういった理由で残しているものは、一度、本当にそれが必要か見直してみることで、知らず知らず人生の重荷になっているものを手放すことができるしれません。

まだ使えるものを前にすると、捨てるのをためらってしまうこともあります。
そのようなときの考え方については、こちらの記事でも書いています。

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まとめ|40代の断捨離は、今の自分に合わせ直すこと

40代になると、若いころとは働き方や体力も変わってきます。それにともなって、暮らし方も考え方も変わってくるのが当たり前のはずです。

ですが、人はつねに「昨日の続きの今日」を繰り返しています。10年前と比べれば変わっていることでも、比べる対象が「昨日」の状態では、なかなか変化に気づけないものです。

10年前の自分に必要だったものが、今日の自分にも必要とは限りません。

今の自分に必要なものを選ぶ。
もう役目を終えたものには、区切りをつける。
残したいものは、ちゃんと残す。

最後に、わたしが断捨離をとおして得た知見をまとめると、次のとおりです。

  • 持っていなければならないと思い込んでいた不要な重荷をおろせた
  • 物を買うときの考え方が変わった
  • 物がない空間の贅沢を知った

断捨離をすれば必ず生活が良くなる、とまでは言い切れませんが、自分が持っているものにしっかりと向き合うことで、今の自分に必要なものが見えてくることはあるかもしれません。

これから断捨離に挑戦しようという方は、ぜひ無理のない範囲でがんばってくださいね。うまくいくよう、心から応援しています。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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