40代の学び直しはお金をかけなくても始められる|図書館・無料講座・動画学習の始め方

40代の学び直しはお金をかけなくてもできる|図書館・無料講座・動画学習の始め方
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40代になってから、あらためて勉強したいと思うことはありませんか。

新しい知識を身につけたい。
今の働き方を少し変えたい。
将来のために、今のうちにできることを増やしたい。

そんな漠然とした気持ちはあるものの、いざ学び直そうと考えると、「自分が何をしたいのか」「興味のある分野は何か」が分からず、結局うやむやになってしまう人もいるかもしれません。

目的がはっきりしているなら、通信制大学に入学したり、有料の講座などを利用して学ぶのもよいと思います。
ただ、「自分が本当にしたいことが見つかるまでの学び直し」は、大きなお金をかけなくても始められます。

  • 図書館で本を借りる
  • 無料講座を試してみる
  • 動画で基礎を学ぶ
  • 音声で本を聴いてみる

まずは、こうした無料あるいは安価でできる方法で試してみることでも、今の自分に合う「理想の学び直し」を見つけることはできると思います。

わたしは、気になるものがあれば、まず図書館で本を借り、次にYouTubeや無料講座を試してみて、必要だなと思ったところだけ有料も検討する、というようにしています。

この記事では、40代から学び直しを始めたい人に向けて、お金をかけすぎずに学び直しを始める方法について書いていきます。

40代の学び直しは、最初からお金をかけなくてもいい

学び直しというと、つい「まずは道具を揃えなければいけない」とか、「何かに申し込んでからでないと始まらない」などと考えてしまう人がいるかもしれません。

資格講座を受ける。
スクールに通う。
通信制大学に入る。
教材をまとめて買う。

もちろん、目的が定まっていて、すぐにでも最短距離で合格などの結果を得たいということであれば、そうした学び方は向いていると思います。

ただ、まだ何を学びたいのか、自分の気持ちがはっきりしていないという段階で、いきなり大きなお金をかけるのは少し怖いものです。

「本当に続けられるだろうか」
「今の自分に必要な学びだろうか」
「興味はあるけれど、向いているかはわからない」

そんな状態のときは、まず無料や低予算の学びから始めてみるのもひとつの方法です。

図書館は、40代の学び直しの最初の一歩に使いやすい

お金をかけずに学び直しを始めるなら、まずおすすめしたいのが「図書館」です。

気になるジャンルの本を探すのは本屋や古書店でもできますが、なかなか中身の確認まではしにくいものです。また、高価な本だと買うのにためらいが出てしまうこともあります。

その点、図書館の本はお金も人目も気にせず、そこに置いてある本であれば気軽に試すことができます。

新しい本を買うとなると、1、2冊の本から情報を得なければならない状態になりがちです。ですが、図書館であれば(自治体により差があると思いますが)10~20冊ほど借りることができます。

1冊、2冊を読んだだけではわからなかった「その分野への自分の関心」が、何冊か同じジャンルの本を借りてみることで、「この分野はもう少し知りたい」「これは今の自分には少し違うかもしれない」という感覚が見えてくることがあります。

どうしても欲しい本はわたしも買いますが、そのためにはお金だけでなく、それを置く場所も必要になります。

読んでみて、本当に手元に置きたいと思った本だけ購入する。

この流れを意識してみると、本選びの失敗も少なくなりますし、物が増えすぎて困るという事態も減らすことができます。

また、図書館で借りた本には返却期限があります。

購入した本は「いつでも読めるし」と思って積んだままになりがちですが、図書館で借りた本には返却期限があるために、それが読むよいきっかけにもなります。

また、買った本だと読まなかったり、文章があまり好きではなかったときに損した気分になりますが、図書館で借りた本なら出費もないので、合わない本を途中で読み止めることにも罪悪感を抱くこともありません。

自分ではお金を出して買わないだろうなというジャンルの本を試しに借りてみたら、思った以上に引き込まれ、すっかりファンになってしまったという運命的な出会いもあるかもしれません。

わたしは大人になってから、司書さんが作ったコーナーでたまたま見かけた青い鳥文庫の夢水清志郎シリーズを読み、すっかりはまってしまいました。

何か学び直したいけれど、何を勉強したいのかわからない、という段階なのであれば、まずは「1冊の本を徹底的に読むこと」よりも、そのジャンル関係の本を雑多に読み漁ってみて「自分の興味を知ること」のほうが役に立つと思います。

図書館は、そのための入口として、とても使いやすい場所だと感じています。

無料講座は「続けられそうか」を試すために使う

最近は、無料で学べる講座やコンテンツも増えています。

  • 自治体の講座
  • 大学や企業が公開している無料講座
  • オンラインの無料セミナー
  • 学習サービスの無料レッスン
  • 資格サイトや専門サイトの無料コンテンツ など

無料なのだからとすべてを使いこなす必要はありませんが、「少し気になる分野を試す」には重宝します。

たとえば、

英語などの語学を学び直したいと思ったときは、まず無料の動画やアプリで触れてみる。
Webデザインに興味があるなら、Web上にある無料講座や自治体が開講している無料レッスンで基礎だけ試してみる。
お金の勉強をしたいなら、金融機関や公的機関が公開している資料を読んでみる。

このように、最近では、最初の一歩として試しやすい無料コンテンツが増えていると感じます。

やってみたけれど合わなかった。
思っていた内容と違った。
今の自分には少し難しかった。

そう感じたとしても、お金をほとんど出していない段階であれば方向転換もしやすくなります。

40代になると、時間も体力も限られてきます。
だからこそ、「まずちょこっとだけ試す」「興味が残るものだけ続ける」という考え方は大切です。

最初から正解を選ぼうとしなくても大丈夫です。ひとつが合わなければ、ほかの無料講座を試してみればいいだけです。いくつか試すうちに、自分が続けやすい学び方が見えてくることもあります。

ただし、無料講座の中には、最終的に有料講座への案内が含まれているものもあります。無料で学べる範囲を確認しながら、「今の自分に必要かどうか」を見ていくことも大切です。

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動画学習は、目の前でレッスンを受けている気分が味わえる

無料で学び直しを始める方法として、動画学習も使いやすいです。文章だけではわかりにくい内容も、動画だと理解しやすいということは多々あります。

音声や動きがあると勉強がはかどるというものには、たとえば、次のようなものがあります。

  • パソコンやスマホの使い方
  • デザインソフトの使い方
  • 英語の発音
  • ストレッチや運動
  • 料理や片づけ
  • 編み物や縫製の仕方
  • ブログやWebサイトの設定 など

実際の画面やプロの動きを見ながら学べるので、文章だけで説明されると難しく感じることでも、画面を見ながら同じように手を動かすと、「こうすればいいのか」と理解しやすくなります。

目の前でレッスンを受けているような感覚で、楽しく学べるかと思います。

ただし、動画学習には注意点もあります。
無料動画は数が多いため、あれもこれも見ているうちに、情報を集めるだけで満足してしまうことがあるという点です。

実際には学習を始めていないにも関わらず、動画をいくつか見比べてみただけで満足してしまった、というのはよくある話です。

動画での学びを選んだときは、一度見るだけで終わらせず、一緒に手を動かしてみることが大切です。

動画で言っていたことをノートにまとめてみる。
Web系なら、実際に同じように設定してみる。
手芸系なら、動画と同じものを作ってみる。
動画での学びを自分のブログや生活に取り入れてみる。

たとえ無料の動画でも、それを実際に自分の行動につなげていくことで役立つものになることは大いにあります。

ここで基礎的な知識を身につけて、応用の勉強は有料の講座や大学などで学ぶとするのは、時間とお金の有効な使い方ではないかと思います。

音声学習なら、読む気力がない日にも続けやすい

本を読みたいと思っても、疲れていると文字を追うどころか、本を開くのさえしんどい日もあります。

仕事や家事を終えたあとに、本を開いても、数ページで眠くなってしまう。
読みたい気持ちはあるのに、目と頭がついてこない。

そんなときは、音声学習を取り入れるのもひとつの方法です。

AmazonのオーディオブックAudibleを使えば、本の内容を耳で聴くことができます。
歩いているとき、家事をしているとき、片づけをしているときなど、作業しつつも耳が空いている時間に本の内容を聴けるのは、本当に便利です。

紙の本や電子書籍のように、気になる箇所へすぐ戻ったり、線を引いたりするのが好きな方には少し不向きかもしれません。また、聞きなれない言葉を聞いたとき、気になってしまって、結局、作業の手をとめてしまう、という方にも不満が残るかもしれません。

わたしも、「この本はじっくり考えながら読みたいから、紙の本で読もう」というものはあります。

けれど、「とにかく忙しくて読む時間が取れない」「全体の考え方をつかみたい」「机に座って勉強する気にならない」という場合には、耳で聴く学びなら始めやすいのではないかと思います。

掃除をしながら聴く。
洗濯物をたたみながら聴く。
散歩しながら聴く。

これまでは「洗濯」だけしかできなかった時間に、「洗濯」と「読書」ができるようになるわけです。これだけでも、「今日は少し学べた」という感覚が残ります。

「学び直し」は、必ずしも机に向かってノートを取ることだけを指す言葉ではありません。
耳から入れる学びも、忙しい40代には合いやすい勉強方法だと思います。

わたしが試した学び直しの方法

わたしは通信制の大学を卒業しましたが、最初から大学を選択したわけではありません。

まずは図書館で本を借りたり、Audibleで本を聴いたりしながら、「自分が何をしたいのか」「どういう勉強をしたいのか」などを考えながら、気になる分野に少しずつ触れてきました。

法律学。宗教学。哲学。文学。社会学など。
あらゆる分野の本をちょこちょこ読むことで「今の自分が何に関心を持っているのか」が少しずつ見えてきたように思います。

また、以前にはProgateでHTMLとCSSを学んだこともあります。

最初は無料で触ってみて、そのあと二か月ほど有料プランを利用しました。
本格的にプログラマーを目指したいわけではなく、ブログ運営に役立つ範囲で学びたい、という気持ちでしたので、二か月だけでも学べるというのは本当に助かりました。

HTMLやCSSなどのWeb関係の学習は、ただ本を見るだけではなく、実際にそれを自分でやってみることでしか、なかなか身につきません。

WordPressでは、テーマやブロックエディターである程度のことはできます。
けれど、HTMLやCSSの知識が少しあるだけで、「なぜこう表示されるのか」「この表現を変えたいときは、HTMLのどこを確認すればいいか」など、具体的な部分が理解しやすくなります。

Progateを二か月学んだからといって、HTMLとCSSを完全に使いこなせるようになったわけではありません。それでも、「まったく知らない状態」からは一歩進めたと思っています。

「学び直し」は、必ずしも資格取得や転職のような大きな目標に向かって行うべきもの、ということはありません。

料理や手芸、収納術など自分の日々の暮らしを少し豊かにしてくれるものも、生活に追われる40代にとっては有益な「学び」や「学び直し」になるのではないかと思います。

無料や低予算で学ぶときに気をつけたいこと

無料や低予算で学べる方法はたくさんあります。
ただし、無料講座や動画学習は始めやすい一方で、続けるのが難しい面もあります。

お金を払っていないがゆえに、やめる選択をしても損をした気分になりにくいためです。

無料の情報やアプリはたくさんの種類があるため、どれを選べばよいのかわからなくなることもあります。
また、無料という言葉に惹かれたものの、無料で試せる部分は少なすぎて何の知識にもならなかった、というケースもあります。

無料や低予算で学ぶときは、最初に小さな目的を決めておくと続けやすくなるので、おすすめです。

たとえば、

  • 図書館で借りた本を一冊だけ読む
  • 動画を見たあと、実際にひとつ試す
  • 無料講座を一週間だけ続けてみる
  • 気になったことをノートに三行だけ書く
  • 学んだことをブログや日記に少し残す

これらの目標を決め、それが達成できたとき、まだ学びを続けたいなら有料講座や大学などを調べてみる
達成して満足したなら、次に無料で試せる別のジャンルを試してみる。

無料で試せる「学び直し」を実行する中で、何かひとつ続けたいと思えるものが見つかると、日々の暮らしに楽しみや張り合いが生まれます。

続けられそうなら、有料の学びを考えてもいい

無料や低予算の学びを試してみて、「これはもう少し続けたい」「もっと応用の部分まで知りたい」と思えたら、そのときには有料の学びへの挑戦も考えてみてもよいと思います。

  • 参考書を買う
  • 開催されている有料講座を探して受けてみる
  • 大学やスクールなど、本格的に学べる場所を探す
  • 資格取得を目指す

最初から大きなお金をかけて道具を一式揃えたり、有料講座に申し込むのではなく、小さく試してから次の段階に進む。

まだ、「自分が本当にしたいと思える学び直し」が見つかっていない段階なのであれば、この流れで進めるようにすると、後悔しにくくなるのではないかと思います。

たとえば、英語に興味があるなら、まず無料動画やアプリで触れてみる。
続けられそうなら、テキストを買ったり、講座を受けたりする。

Webデザインに興味があるなら、まず無料講座や動画で基礎を見てみる。
もっと学びたいと思ったら、有料サービスやスクールを検討する。

心理学や福祉、教育や法律などを本格的に学びたいなら、まず関連する本を読んでみる。
それでも学びたい気持ちが残るなら、通信制大学などを調べてみる。

このように段階を踏むことで、自分に合う学び方を選びやすくなります。

「時間はできるだけ有効に使いたい」という40代からの学び直しは、勢いだけで始めるよりも、少し試してから決めるくらいがちょうどよいのかもしれません。

無料や低予算の学びを試したうえで、もう少し本格的に学びたいと思えたなら、通信制大学やスクールを選択肢に入れてみてもよいと思います。

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まとめ|学び直しは、小さく始めてもいい

40代になり「何かを学び直そう」としたときこそ、冷静さが必要です。

なぜなら40代は、ある程度経済的な余裕があるからこそ、つい物を揃えるなどの形から入ったり、高額なセミナーの受講を検討したりしてしまうことがあるからです。

けれど、自分が本当にしたいことが見つかるまでの「学び直し」は、はじめのうちはお金をかけなくても取り組むことは可能です。

  • 図書館で本を借りる
  • 無料講座を試してみる
  • 動画で基礎を学ぶ
  • 音声で本を聴いてみる
  • 気になる分野を少しだけ調べてみる

こうした小さな行動も、立派な学び直しのはじめの一歩です。

無料で一度試してみることで、「もう少し学んでみたい」と思えるものに出会えるかもしれません。

何かを学んだり、学び直したりするのに、40代になってからでは遅すぎるということはありません。

大きなお金をかけなくても、学びたい気持ちがあれば、学習はいつからでも始められます。

「これならできそう」と思えるものにチャレンジしてみることで、思ってもみなかったワクワクすることが見つかるかもしれません。

最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。

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