在宅でできる小さな収入づくりのひとつとして、2か月ほど前からメルカリを利用しはじめました。
きっかけは、家の中にある不要品を整理したかったことです。
本や雑貨、使わなくなったバッグ、趣味のものなどを少しずつ出品してみたところ、2か月で販売価格の合計は65,680円。送料や手数料などを差し引いたあと、実際に手元に残った金額は47,968円でした。
もちろん、写真を撮ったり、説明文を書いたり、発送したりと、メルカリには手間もあります。それでも、捨てるつもりだったものが誰かの役に立ち、さらに少しでもお金になるのは、思っていた以上にうれしい経験でした。
この記事では、わたしがメルカリで実際に売れたもの、手元に残った金額、利用して感じたメリット・デメリットをまとめています。
不要品を片付けたいけれど、まだ使えるものを捨てるのはもったいない。そんな方の参考になればうれしいです。
メルカリで出品から2か月以内に売れたもの
メルカリをはじめてから2か月ほどで、家にあった不要品をいくつか出品してみました。
出品したものは、本、雑貨、バッグ、DVD、趣味のものなどです。
もともとは「捨てるしかないかな」と思っていたものもありましたが、実際に出品してみると、思っていた以上に買っていただけました。
ここでは、わたしが実際にメルカリで売ったものを紹介します。
新品・未使用のデジタルカメラ:1個@25,000円
会社勤めをしていた頃、忘年会の景品で当たったデジタルカメラを出品しました。
使う機会がないまま保管していたため、状態は新品・未使用。
そのおかげか、出品してから2時間ほどで売れました。これは正直、かなり驚きました。
メルカリを始めたばかりの頃だったので、「本当に売れるんだ」と実感できた品物でもあります。
未着用のスポーツウェア:1着@1,000円
某スポーツチームのTシャツを出品しました。
試合会場で4,400円ほどで購入したものですが、結局一度も着ないまま保管していました。
こちらは、そのチームのファンと思われる方が購入してくださいました。
自分にとっては着る機会のなかった服でも、欲しい方に届くなら、ただ眠らせておくよりずっとよいなと感じました。
小説シリーズセット:30冊@6,000円
好きな作家さんの小説シリーズを、30冊まとめて出品しました。
こちらは6,000円ほどで売却できました。
送料や手数料を引くと、1冊あたりの利益は約160円ほどです。
古本屋に持っていった場合、買取価格は1冊20円ほどだったため、メルカリで売ったことで、かなり差が出ました。
本は重さがあるので送料には注意が必要ですが、シリーズものはまとめて探している方もいるため、出品してみる価値はあると感じました。
漫画シリーズセット:35冊@3,500円
漫画はあまり買わないのですが、これだけは新刊が出るたびに購入していた、というシリーズがありました。
最初は35冊ほどをまとめて出品していたのですが、なかなか売れませんでした。
そこでシリーズごとに3つに分けて出品したところ、購入していただけました。
ただし、分けて発送した分、送料も3回分かかります。そのため、利益としてはかなり少なくなりました。それでも、読みたい方にお譲りできたので、ただ処分するよりは良かったと思っています。
ペット関連の書籍など:7冊@3,500円
愛犬を飼っていた頃に揃えた、犬に関する本や専門書、図鑑なども出品しました。
専門書の図鑑はほぼ新品だったため、購入価格の3分の1ほどで売れました。
一方で、一般的な書籍はなかなか売れず、何度か値下げをして、最終的にはほとんど利益が出ない価格で手放しました。
本はジャンルによって、売れやすさにかなり差があるように感じます。
専門書や図鑑など、必要としている人が限られているものは、古本屋よりもメルカリのほうが向いている場合もあるかもしれません。
昭和初期の小説:18冊@10,000円
わたしの趣味は、大正・昭和期の娯楽小説を読むことです。
とくに、当時出版された旧仮名遣いの本を読むのが好きで、全国の古本屋で少しずつ集めていました。
その中から、「これはもう手放してもいいかな」と思えるものを出品しました。
某有名推理作家の全集は、8,000円ほどで売れました。
一方で、あまり有名ではない作家の古書は、ほとんど値がつきませんでした。
1冊300円〜500円ほどで販売したものもあり、送料などを引くと、実際の利益は0円〜200円程度だったものもあります。

1冊5,000円ほどで購入した本もあったんですけどね……。
古書を出品して感じたのは、閲覧数が多くても、すぐに売れるとは限らないということです。
珍しい本は見てもらいやすいものの、実際に購入する人がいるかどうかはまた別問題。
それでも、同じ趣味の方に届く可能性があるのは、メルカリのおもしろいところだと思いました。
映画パンフレット:15冊@5,000円〜6,000円
映画パンフレットも出品しました。
20冊ほどあったうち、13冊は同じ俳優さんが出演している映画のものでした。
そのため、俳優さんの名前でまとめて出品しました。
購入時の価格は合計で約30,000円ほどでしたが、販売価格は5,000円ほど。
元の金額を考えると大きく下がりましたが、そのまま処分することを考えれば、十分ありがたい金額です。
有名な映画のパンフレットは、出品して2日以内に売れました。
一方で、あまり知られていない映画のパンフレットはなかなか売れず、最終的には最低価格に近い金額で出品して、ようやく売れました。
価格を下げすぎると、送料や箱代、手数料で利益がほとんど残らないこともあります。「売れたら何でもいい」と思って安くしすぎると、梱包や発送の手間を考えたときに、少し疲れてしまうかもしれません。
歴史書・趣味の本:10冊@約4,000円
高校生の頃、歴史にはまっていた時期がありました。
その頃に訪れた博物館や、旅行先の蚤の市で購入した歴史書も出品してみました。
こういった趣味性の高い本は、同じ趣味の方に見つけてもらいやすいようです。
古い本だったので、「汚れているし、あまり売れないかな」と思っていましたが、ものによっては購入時とほぼ同じ価格で売れました。
古いから売れない。
汚れているから価値がない。
そう決めつけずに、一度出品してみるのもよいかもしれません。
ただ、園芸、刺繍、自己啓発などの本は、売れることは売れましたが、利益としてはかなり少なめでした。

キッチン雑貨:1個@1,000円
未使用のキッチン雑貨も出品しました。
同じものが2個あったため、使っていなかったデジタルはかりを1つ出品。
こちらは1,000円ほどで売れました。
キッチン雑貨は、業者さんの出品も多い印象があります。
そのため、ただ出品するだけでは、なかなか見てもらいにくいかもしれません。
写真をわかりやすく撮ることや、サイズ・状態を丁寧に書くことが大事だと感じました。
ハンドバッグ:1個@1,300円
結婚式など、お祝いの席で使えるビーズ細工のハンドバッグも出品しました。
購入価格は20,000円ほどでしたが、最終的な販売価格は1,300円。
今回出品したものの中では、売れるまでにかなり時間がかかったものです。
最初は3,000円ほどで出品していましたが、なかなか売れず、少しずつ値下げしました。
バッグや服飾小物は、好みや使う場面が限られるため、タイミングが合わないと売れにくいのかもしれません。
DVD:3枚@1,000円
日本のお笑い芸人さんのDVDを、3枚まとめて出品しました。
購入価格は3枚で7,000円〜8,000円ほどでしたが、販売価格は1,000円。
送料や手数料を引くと、手元に残る金額はそれほど多くありません。
それでも、もともとは捨てるつもりだったものです。
そう考えると、少しでもお金になり、さらに欲しい方に届いたのは良かったと思います。
ハンドソープ:1個@1,300円
未使用のハンドソープも出品しました。
本当は自分で使いたかったのですが、香りの種類が気になり、使用を控えることにしました。
未使用のまま保管していても使わないため、出品したところ購入していただけました。
ただし、食品や日用品、ペット用品などは、出品できる条件が細かく決められている場合があります。
出品する前には、必ずメルカリの最新ルールを確認するようにしましょう。
とくに食品・化粧品・衛生用品・ブランド品などは、状態や表示によって出品できない場合もあるため、自己判断せず確認してから出品すると安心です。
販売価格と実際に手元に残った金額
メルカリで出品してみて、思っていた以上に大事だと感じたのが、販売価格と実際に手元に残る金額は違うということです。
商品が売れると、つい「この金額がそのまま入ってくる」と思ってしまいそうになります。
しかし、実際には送料や手数料、梱包資材の費用などがかかります。
2か月間の販売価格と利益
今回、2か月間で売れたものの金額は、次のようになりました。
| 項目 | 金額 | 割合 |
|---|---|---|
| 販売価格合計 | 65,680円 | 100% |
| 送料・手数料など | ▲17,712円 | 27% |
| 実際に手元に残った金額 | 47,968円 | 73% |
販売価格の合計は65,680円でした。
そこから、送料、メルカリの販売手数料、箱などの梱包費を引いた結果、実際に手元に残った金額は47,968円です。
わたしの場合、販売価格のうち約7割が手元に残った計算になります。
送料と手数料を考えて価格を決めることが大切
メルカリでは、商品が売れたあとに販売手数料がかかります。
また、送料を出品者負担にする場合は、送料も販売価格の中から差し引かれます。
たとえば、300円で商品が売れても、送料や箱代、手数料を引くと、利益がほとんど残らないことがあります。実際にわたしも、「売れたけれど、手間を考えるとほぼ利益なし」という商品がありました。
もちろん、利益が少なくても、家の中から不要品がなくなること自体に意味はあります。
ただ、最初から赤字になってしまう価格にすると、少しもったいないです。
出品するときは、
このあたりを考えてから価格を決めると、あとでがっかりしにくいと思います。
捨てる予定だったものが47,968円になった
今回、実際に手元に残った金額は47,968円でした。
もし、そのまま捨てていたら0円です。
ものによっては、処分するためのゴミ袋代や持ち込みの手間がかかっていたかもしれません。
そう考えると、不要品が47,968円になったのは、かなり大きいと感じています。
もちろん、メルカリに出品すれば何でも高く売れる、ということはありません。
それでも、家の中に眠っていたものがお金に変わると、「もう少し整理してみようかな」という気持ちになります。
片付けと小さな収入づくりを同時に進められるのは、メルカリの大きな魅力だと思いました。
\メルカリ以外にも、捨てる以外の選択肢はあります。/
メルカリを利用して感じたメリット
実際にメルカリを使ってみて、いちばん良かったと感じたのは、ただお金が入ったことだけではありません。
不要品を手放す心理的なハードルが下がったこと。
そして、家の中が少しずつ片付いていくこと。
この2つが、思っていた以上に大きなメリットでした。
不要品を手放しやすくなる
メルカリを使って良かったことのひとつは、不要品を手放しやすくなったことです。
まだ使えるものを捨てるとき、なんとなく罪悪感がありませんか。
「もう使わない」
「でも、まだ壊れていない」
「捨てるのはもったいない」
この気持ちがあると、片付けはなかなか進みません。わたしも、はじめのうちは、この「もったいないオバケ」に何度も断捨離を邪魔されました。

断捨離に慣れてくると、捨てること自体も少しずつ平気になってきましたけどね。
その点、メルカリであれば、欲しいと思ってくれる方に譲ることができます。
自分には不要でも、誰かには必要かもしれない。
そう思えるだけで、手放すときの心理的な負担がかなり軽くなりました。
何から手放せばいいか迷う方は、捨てやすい物から少しずつ見直してみるのもおすすめです。
片付けながら小さな収入になる
メルカリは、家の中を片付けながら、小さな収入にもつながります。
もちろん、毎月安定して稼げるようなものではありません。
あくまで、不要品を売ることで得られる臨時収入です。
それでも、今回のように2か月で47,968円が手元に残ると、かなりうれしいものがあります。
生活を変えるために、いきなり大きな副業を始めるのは大変です。
でも、家の中にある不要品を見直すことなら、今日からでも始められます。
「収入を増やす」というと難しく感じますが、まずは家の中に眠っているものをお金に変える。
それも、40代からの現実的な収入アップの一歩だと思います。
古いものや趣味のものにも買い手がいる
メルカリを使ってみて驚いたのは、自分では「これは売れないかも」と思っていたものにも、買い手がついたことです。
古い本、映画パンフレット、趣味の本などは、一般的なお店ではあまり高く買い取ってもらえないこともあります。でも、メルカリでは、そのジャンルを探している人に直接見つけてもらえる可能性があります。
「古いから無理だろう」
「汚れているから売れない」
「マニアックすぎるから誰も欲しがらない」
そう思っていたものでも、出してみると意外と反応があるかもしれません。
もちろん、傷や汚れがある場合は、写真と説明文できちんと伝える必要があります。
そのうえで出品してみると、自分では価値がないと思っていたものが、誰かにとっては探していたものだった、ということもあります。
メルカリを利用して感じたデメリット
便利なメルカリですが、よいことばかりではありません。
実際に使ってみると、写真を撮ったり、説明文を書いたり、コメントに対応したり、発送したりと、意外と手間がかかります。

正直なところ、「捨てるだけなら一瞬だったのに」と思う場面も何度かありました。
出品から発送まで手間がかかる
メルカリに出品するには、いくつかの作業が必要です。
- まず、出品するものをきれいにします。
- 次に、写真を撮ります。
- 商品説明を書き、状態を確認し、送料を考え、価格を決めます。
売れたあとは、梱包して発送しなければいけません。この作業は、正直なところ面倒です。
とくに、本や雑貨などをまとめて出品する場合は、重さやサイズの確認も必要です。
送料を間違えると、思ったより利益が残らないこともあります。
メルカリは手軽に使えるサービスですが、「出品すれば終わり」ではありません。
売れたあとにきちんと発送するところまで含めて、ひとつの作業だと考えておいたほうがよいと思います。

値下げやバラ売りの対応に迷うことがある
メルカリでは、購入希望者からコメントが来ることがあります。丁寧な質問であればありがたいのですが、中には少し対応に困るコメントもあります。
たとえば、まとめ売りで出品しているものに対して、
Aだけ欲しいので、Aだけだと何円ですか?
と聞かれることがあります。
バラ売りにすると、箱のサイズが変わることがあります。送料も変わります。場合によっては、まとめ売りよりも利益が少なくなります。
でもせっかく尋ねてくれたのだからと思い計算し直して金額を伝えてみると、そのまま返信がないことも……。こういうことがあると、正直、少し疲れます。
わたしも、はじめのうちは、すべての人に完璧に対応しようとしていました。
でも、最近では無理な値下げ交渉や、違和感のあるコメントが来た場合は、コメントを削除する、ブロックするなど、自分を守る対応も必要だと痛感しています。
利益が少ないものは、手間とのバランスを考える
メルカリで売れたとしても、利益が少ないものもあります。販売価格が安い商品は、送料や手数料を引くと、ほとんど手元に残らないことがあります。
もちろん、「捨てるよりは良かった」と思えるなら、それでも十分です。
欲しい方に譲れたという満足感もあります。
ただ、写真を撮って、説明文を書いて、梱包して、発送する手間を考えると、すべてをメルカリで売ろうとすると疲れてしまうかもしれません。
利益が少ないものは、
といった判断も必要だと感じました。
「何でも売らなきゃ」と思いすぎると、片付けが進まなくなります。
メルカリは便利ですが、片付けの目的を忘れないことも大切です。
売れないものに執着しすぎないためのマイルール
メルカリを使っていると、「いつか売れるかもしれない」と思って、なかなか処分できなくなることがあります。でも、それでは片付けのために始めたはずのメルカリが、逆にものを手放せない理由になってしまいます。
そこで、わたしは自分なりのルールを決めました。
出品して3か月売れなければ処分する
わたしの場合、出品して3か月経っても売れなかったものは、処分することにしました。
もちろん、値下げをしたり、写真を撮り直したり、説明文を直したりすれば、売れる可能性はあります。でも、いつまでも出品したままにしておくと、気持ちのどこかに執着が残ります。
「これはまだ売れるかも」
「もう少し待てば買ってもらえるかも」
「処分するのはもったいないかも」
片づけをするためにメルカリを利用しているのに、片づけの手が止まるのは本末転倒です。
誰かに必要とされるかどうかは、一定期間出品してみれば、ある程度わかります。
3か月出して売れなかったなら、今は必要としている人がいなかった。
そう考えると、処分するときの申し訳なさも少し軽くなります。

売ることより、暮らしを整えることを優先する
メルカリを使うと、不要品がお金になることがあります。
これはとてもありがたいです。
でも、売ることにこだわりすぎると、家の中にものが残り続けてしまいます。
本来の目的は、家を片付けること。
暮らしを整えること。
不要品に場所と気持ちを取られないようにすること。
そのためには、「売れたらうれしいけれど、売れなければ手放す」という線引きも必要だと思います。
メルカリは、片付けを助けてくれる道具のひとつです。ですが、使い方を間違えると、出品中のものが家の中にずっと残り、かえって負担になることもあります。
不要品販売で片付けと収入づくりを同時に
メルカリを2か月ほど利用してみて、不要品販売は、片付けと小さな収入づくりを同時に進められる方法だと感じました。
今回、実際に手元に残った金額は47,968円でした。
もちろん、写真撮影や説明文の作成、梱包・発送など、メルカリには手間もあります。捨てるだけなら一瞬で済むものに、時間をかけることになるのも事実です。
それでも、まだ使えるものを誰かに譲ることができて、少しでもお金になるのは、思っていた以上にうれしい経験でした。
大きな副業を始めるのは大変でも、不要品を1つ出品することなら、今日からでも始められます。
不要品を捨てるのが苦手な方。
家の中を片付けながら、少しでも収入につなげたい方。
在宅でできる小さな収入づくりを試してみたい方。
そんな方は、まずは家の中にある「もう使っていないけれど、まだ使えるもの」をひとつ探してみるとよいかもしれません。
最後までお付き合いいただき、ありがとうございました。





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